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知っておきたい文章のお約束、基本事項です。
言葉の統一 語尾の使い分け カッコの使い方
!と?の使い方 同じ音を重ねない (笑)や顔文字の使用
主語を忘れずに 「の」の連続をさける 「……」を多用しない
文章のルール あいまいな文章
「てにをは」の使い方 無駄な語尾を削る

文章の基本


言葉の統一                     

 まとまった文章の中で、
 同じ意味の言葉を使う場合、言葉の統一をしましょう。

 単語を複数の漢字やひらがなで表現したり、
 漢数字と算用数字を混用したり、
 人や物などを、いろいろな表現で呼ぶことを避けるのです。

●例1
× あの店のうどんは美味かった。ついでに、ソバも旨かった。
× あの店のうどんな美味かった。ついでに、ソバもうまかった。
○ あの店のうどんは美味かった。ついでに、ソバも美味かった。

 この文章では『うまかった』という言葉が統一されておらず、
 チグハグな印象を与えます。
 最初に『美味かった』という漢字表現を使ったら、
 その後に続く『うまい』も『美味い』に統一しましょう。

●例2
× 3時に駅前で彼女と待ち合わせしていたのだが、到着したのは四時だった。
○ 3時に駅前で彼女と待ち合わせしていたのだが、到着したのは4時だった。

 漢数字と算用数字を混在させると、統一性がなくなります。
 数字を使う場合も、漢数字と算用数字、どちかに表記を合わせましょう。


●例3
 妹は、まだあの店にいるようだ。すぐに加奈子を呼び戻さなくてはならない。

 この文章の中で、実は、妹と加奈子は同一人物です。
 このことは説明されていなくては、まず、わからないですよね(汗)。
 筆者にとっては、自分の妹が加奈子であることはわかりきったことですが、
 読者にとってはそうではありません。
 これだと、妹とは別に加奈子という女性がいるように誤解されてしまいますよね。

●改善例
 加奈子は、まだあの店にいるようだ。すぐに加奈子を呼び戻さなくてはならない。

 このように妹を加奈子に直せば、意味がしっかりと通じるようになります。
 『妹=加奈子』ということが、事前に読者に伝わっていれば別ですが、
 そうでないなら、人物に対する呼び方は、統一するようにしましょう。

 夢中になって文章を作っていると、
 こういう失敗を犯すことがたびたびあるので、見直す時は注意が必要ですね。


!と?の使い方                         

 言葉を強調したい時には「!」(エクスクラメーションマーク)、
 疑問を提示したい時には「?」(クエスチョンマーク)が使えます。

 これらの記号は、会話調の文章に活用されます。

「これから、遊びにいこう!」
「これから、遊べるかい?」
 
 などという風に使用されますね。
 気軽に使える記号なのですが、こられにも正しい使い方というのがあります。
 例えば、メールや掲示板などの文章に、

「はじめまして!!!!」
「何のこと?????」

 など、たくさんの「!」や「?」を重ねて使う人がいます。
 数が多いほど、驚きや疑問の感情が良く伝わると思われてるのかもしれませんが、
 読み手からすると、これは鬱陶しいだけです。

 無意味な上に、文章が安っぽく見えてしまうので、
 「!」や「?」は語尾に1つだけ付けるようにしましょう。


 また、「!」や「?」の後には、一マス空けるというルールがあります。

●例
× 「早く駅前に来てくれ!間に合わなくなる」
○ 「早く駅前に来てくれ! 間に合わなくなる」

 これも慌てて文章を作っていると、
 つい見落としてしまううことなので気を付けましょうね。


二重表現に注意                       

 二重表現とはセンテンスに新しい意味を追加せず、
 元の意味を繰り返している語句です。


 「上に上がる」「下に下がる」「普段の平熱」「馬から落馬」
 などといった文章が二重表現に当たります。
 「上がる」というのは、上に行くことに決まっているので、
 「上に上がる」という言い方はしません。
 落馬とは馬から落ちるコトを言うので、「馬から落馬」という言い方はしません。

 二重表現は意味のない文なので、使ってはいけないのです。

 文章を書く際、知らず知らずに使ってしまう危険が高いのがこの二重表現です。
 プロの作家やライターでも、ついうっかり使ってしまって校正で修正されることが、
 しばしばあるようですね。
 以下、二重表現と、修正例をいくつか上げます。

× 例えば、冬山の登山などが一例です。
○ 例えば冬の登山などです。

× 一緒に協力する。
○ 協力する。

× まず、第1に。
○ 第1に。

× 補足説明を追加する。
○ 補足説明する。

× はっきりと、明記する。
○ 明記する。

× 最終結論。
○ 結論。

 一見、どこが重複? と思えるモノもありませんでしたか?
 文章を書き上げた際は、二重表現になっていないか良く注意して見直しましょう。


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