文章の基本 | 速読術 || トップへ戻る |
知っておきたい文章のお約束、基本事項です。
言葉の統一 語尾の使い分け カッコの使い方
!と?の使い方 同じ音を重ねない (笑)や顔文字の使用
主語を忘れずに 「の」の連続をさける 「……」を多用しない
文章のルール あいまいな文章
「てにをは」の使い方 無駄な語尾を削る

文章の基本


あいまいな文章に気を付ける             

 日本語は構造的にあいまいな言葉です。
 詩や小説などの芸術文を書く際は、
 このあいまいさが情緒感を出すために一役買ってくれることもあります。
 しかし、意図しないあいまいさは、
 読者を混乱させてしまう要因になるので要注意です。

●例
 スポーツマンの兄は警察官。

 この例文の意味をすんなり理解できるでしょか?
 おそらく、作者の意図を誤解してしまう人が大勢出てくると思います。
 この文章は、2通りの意味に解釈できるのです。
 
 1・兄は警察官で、スポーツマンである。
 2・スポーツマンの弟、もしくは妹の兄は警察官である。

 どちらの意味が正しいかは、この文章からでは判断できません。
 文章を直してきちんと説明する必要があります。

●例2
 詩織ちゃんが、妹さんを連れて遊びにきました。
 彼女は得意のピアノ演奏を聞かせてくれました。

 この文章では、「彼女」という代名詞が指す相手が、
 詩織ちゃんなのか、彼女の妹なのかあいまいです。
 どちらの女性がピアノ演奏を聞かせてくれたのかわかりません。

●改善例
 詩織ちゃんが、妹さんを連れて遊びにきました。
 妹さんは、得意のピアノ演奏を聞かせてくれました。

 このように代名詞を使わずに書けば意味がしっかり通ります。

●例3
 斎藤くんは、水無月さんのようにうまく文章が書けない。
 
 この例文も2通りの解釈ができるあいまいな文章です。

1・斎藤くんは、水無月さんと同様で、うまく文章が書けない。
2・斎藤くんは、水無月さんほど、うまく文章が書けない。

 このように否定文は、別の意味に取られることがあるので要注意です。
 この他にも例えば、「全員が反対です」を「全員が賛成していません」と書くと、
 「全員が賛成しているわけではありません」という部分否定で取る人もいます。
 
 日本語はあいまいな言葉であるということを念頭に置いて文章を書きましょう。
 
そうでないと、知らず知らずに意味不明な文書を作って、
 読者に混乱を与えてしまいます。


無意味な語尾を削る                     

 文章の語尾には、たいした意味のない言葉を使ってしまいがちです。
 だらだらと文章を長くすると締まりがなく、読みにくくなるので、
 そのような語尾は削るようにしましょう。


 以下、だらだら語尾と、その改善例をあげます。 

●例
× 小説を投稿することが可能である。
○ 小説を投稿することができる。

× すぐに出発すれば間に合わないということもない。
○ すぐに出発すれば間に合う。

× 教育問題は我々の努力によって、解決せねばならないと考える今日この頃である。
○ 教育問題は我々の努力によって、解決せねばならない。

× この新兵器を使えば、要塞攻略はたやすいと言っていいだろう。
○ この新兵器を使えば、要塞攻略はたやすい。

 一般的にだらだら語尾は見苦しいので削るのが正解です。

 ただし小説などの芸術文の場合は、
 余韻を持たせるためや、キャラクターの性格描写ために、
 わざと語尾を長くすることもあります。


 例えば、堅い性格のキャラクターの主観である地の文やセリフでは、
「21時までに到着することができる」
 より、
「21時までに到着することが可能である」
 とした方が、そのキャラクターらしい個性が演出できます。
 小説を書く場合は状況によって、
 語尾を削るか長くするか考えて使い分けるようにしましょう。


 カッコの使い方                     

 カッコ( )「」『』の基本的な使い方を紹介します。
 カッコの使い方は、いろいろありますので、1つの基準としてとらえてください。

 まず、会話文には「 」を使います。
 これは、誰でも知っていることですよね。
 単語や文章を強調し、際立たせたい場合も「」で語句を括ります。
 ただし、それが書籍の場合は『』を使います。


●例
 『プロ編集者による文章上達秘伝スクール』という本によると、
 文章上達の秘訣は、「読む」ことと「書く」ことをバランス良くこなすことだそうだ。

 『』は、この他にも会話の中の引用会話に使います。
 また、「」でくくった文章の中で「」を使いたい時も、『』を使用します。


●例
「私の上司がいくつも口癖として言っているのが、『終わりよければすべて良し』です」

 自分の本心を語るときや、
 語句に注釈を加えたいときは( )を使うのが良いです。

 ※をつけて、まったく別の場所で補足説明されると、探すのが大変なので、
 直後に( )による注釈があった方が親切です。

●例
 速読術を修得すれば、
 情報収集の効率が何倍にも高まります(マスターするのは大変だけど……)。

●例2
 CDーRW(ユーザが任意のデータを何度でも書き込んだり消去したりできるCD)

 ただし、( )の中が長すぎると、何のための( )なのかわからなくなってしまいます。
 ( )の中が長くなったら、カッコを取り外して、通常の文に直した方が良いです。

 (笑)や(涙)(爆)などの記号を使うと、硬い文章を柔らかく見せることができます。
 ただし、これらの記号は使いすぎると軽薄な文章になるので、ほどほどにしましょう。
 また、( )を連続で使いすぎると、うるさく感じられるので注意しましょう。

●悪い例
 彼女とのデートの待ち合わせ時間は10時(間に合わないと大変だな)。
 まず、映画を見て(今人気のアクション映画)、
 それから食事(ちょっと値の張るフランス料理店を予約している)だね。
 初デートだから、うまくいくか緊張しちゃうな(笑)。


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ワンランク上の文章技術
体言止めの使用
比喩を使おう
親しみやすい文章
ユーモアを入れよう
▼推敲しよう
推敲とは?
推敲の方法
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わかりやすい文章の書き方
5W1H
文章を短くする
「が」を捨てる
専門用語は使わない
結論を先に書く
数字を入れる
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強調・色付けしよう
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